健康経営優良法人の申請方法と書き方のポイントPart1

健康経営絵優良法人の申請方法を説明

健康経営優良法人の申請方法と書き方のポイントPart1

目次

健康経営優良法人を申請するためのステップ

この項目では、申請に向けた具体的な手続きについて説明していきます。制度の概要やメリットについては前のページで解説しています。

申請できる企業とできない企業

申請できる企業

  • 株式会社や有限会社、合同会社などの会社法上の会社
  • NPO法人や社会福祉法人など
  • その他、法人格を持つ組合など

大多数の企業は申請することができます。対して、申請することができない企業は以下の通りです。申請時点で満たしているか否かであるため、申請後の法人なりなどは認められません。

申請できない企業

  • 個人事業主や法人格を持たない団体
  • 社長や役員のみなど従業員のいない企業

申請の手順

  • 所属する保険組合に健康宣言を申請する
  • 健康経営優良法人のWEBサイトからID登録をする
  • 登録したIDでログインし申請書をダウンロードする
  • ダウンロードした申請書に従い入力する
  • 登録したIDでログインし申請書をアップロードする

ID登録するためには特に必要書類などはありません。企業の情報と、法人番号のみです。また、一度でも健康経営優良法人を取得すると、申請受付開始日にメールが届くため、再度のID登録は不要になります。

申請書をダウンロードするページには、ID登録することで送付されるメール内のURLから届くため、メールの保存をお勧めします。

健康宣言を申請

健康宣言とは、所属する保険組合を通して企業が健康経営に取り組んでいることを公表する仕組みです。保険組合によって申請方法は異なりますが、大半の組合は申請が非常に簡単です。

同じ組合でも、支部によって申請方法は異なります。例えば、大多数の企業が所属する協会けんぽについて、大阪は申請書を記入してFAXするだけで取得できますが、兵庫の場合はエントリーシートを記入して提出した後、別途申請が必要です。大阪、兵庫の申請用紙はリンクから飛べます。その他の都道府県、協会けんぽ以外の保険組合の健康宣言については、各組合のWEBサイトや窓口にご確認ください。

健康宣言を申請すると「健康宣言の証(組合により名称は異なる)」が郵送されます。健康経営優良法人を申請する条件となっていますが、申請時に健康宣言の証が届いている必要はありません。健康経営優良法人を申請するタイミングで、健康宣言を申請していれば問題ありません。

健康経営優良法人の申請方法と書き方のポイント

認定となるまでの条件

認定を取得するには、申請書の中で定められた条件を満たす必要があります。「経営理念・方針」、「組織体制」、「制度・施策実行」、「評価改善」、「法令順守・リスクマネジメント」の項目で、企業が満たしているか否かを回答することで認定の可否が決まります。

申請書には、条件を満たしているかどうかを確認できるページが存在しているので、そのページを確認することで企業が申請できるかどうかを確かめることができます。

上図は、左が認定を受けられる状態の申請書、右が認定を受けられない状態の申請書です。「経営理念・方針」の必須項目で不適合になっているので、該当するQ4の項目に戻って修正が必要です。

※このページが的確になっていても、必ずしも認定が取れるわけではありませんが、おおよそ認定を取得できます。

各項目で求められる内容と基準

  • 「経営理念・方針」
    • ≪必須≫健康宣言を行っているか
    • ≪必須≫2024年度~申請直前までに健康診断を行っているか
  • 「組織体制」
    • ≪必須≫健康経営の担当者を任命しているか
    • ≪必須≫40代以上の従業員の健康診断データを保険組合に提供しているか
  • 「制度・施策実行」
    • ≪必須≫具体的な健康経営計画を立案しているか
    • 健康診断やストレスチェックを行っているか(3項目中2項目達成していればOK)
    • 働きやすい職場環境の整備を行っているか(9項目中2項目達成していればOK)
    • 長時間労働や食生活などの体調管理を行っているか(8項目中4項目達成していればOK)
    • ≪必須≫受動喫煙に関する取り組みを行っているか
  • 「評価改善」
    • ≪必須≫健康経営に関する取り組みを行っているか
  • 「法令順守・リスクマネジメント」
    • ≪必須≫定期健診を行っているか

小規模事業者に該当する場合は、上記条件が緩和されます。逆に、健康経営優良法人を行う企業の中でもトップ500にあたる「ブライト500」や、トップ1000を目指す「ネクストブライト500」を申請する場合は、上記条件がより厳しくなります。また、追加で厳しい条件をクリアする必要があります。

まとめ

上記の条件を満たすことで、健康経営優良法人の申請へ進むことができます。各項目の詳しい書き方や注意点については、次回の項目で記載していきます。また、弊社では申請書の作成のお手伝いも行っているので気軽にご相談ください。

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